2022年4月、世の文学好きの心を震わせる商品が、田畑書店より発売されました。
その名も『ポケットアンソロジー』。好きな詩や小説を組み合わせて、文庫本サイズのオリジナルアンソロジーが作れるというのです!
アンソロジーは、異なる作者による作品を集めたもの、または、同一作家による作品集。詩撰、歌撰、詞華集。詩以外を扱う場合は選集。
Wikipediaより引用
組み合わせはもちろん自由!好きな作家の詩の隣に、これまた好きな作家の短編小説をさし込む…ありそうでなかった夢のような商品じゃないですか。
「短編集を買っても繰り返し読む作品は決まっている」という、私みたいな人間にはピッタリです!
ポケットアンソロジーはどこで買える?
2022年7月現在、関東圏を中心に15の書店でポケットアンソロジーを取り扱っています。近所に取り扱い書店がない場合はBASE田畑書店でも購入できますよ。
- 紀伊國屋書店新宿本店
- くまざわ書店武蔵小金井北口
- ジュンク堂書店池袋本店
- 誠品生活日本橋
- 書肆 海と夕焼け/小鳥書房
- Story Story YOKOHAMA
- 平井の本棚
- うさぎや宇都宮駅東口店
- うさぎやTSUTAYA自治医大店
- NENOi
- 川又書店エクセル店
- サンブックス浜田山
- 小声書房
- プント
- 梅田 蔦屋書店
取り扱い書店が増えるとツイートが流れてくるので、気になる人はポケットアンソロジーのTwitterアカウントをチェックしてくださいね!
近所にオシャな書店がない私はもちろんネットで購入。購入ボタンを押す顔は、きっとニヤけていたことでしょう。
ポケットアンソロジーはカスタマイズが簡単!
『ポケットアンソロジー』は、ブックジャケット(写真右)と、作品リフィル(写真左)を組み合わせて作るんですね。
- ブックジャケット 税込1,980円
- 作品リフィル各 税込330円
名久井直子さんがデザインしたチョコミントカラーの素敵なブックジャケットには、最大200ページ分の作品リフィルを綴じることができます。
作品リフィルの裏表紙には、ページ数の目安になる★がついていて、一つのブックジャケットに収まるのは、合わせて★25個分の作品です。
作品リフィル真ん中のページを開いて、付属の軸棒で綴じていきましょう。軸棒をグイっと押して少したわませると簡単に上下のポケットに差し込めますよ。
帯の裏が説明書になっているのですが、この説明書めちゃくちゃかわいくないですか?もう全部が素敵すぎる!(残念な語彙力)
説明書に沿って作品リフィルをぜんぶ綴じれば、マイアンソロジーの完成です!!
私が組んだアンソロジーは★18.5個分なので、あと2、3作品は増やせるということでしょうか。いやー、ぐふぐふが止まりませんね!
ポケットアンソロジーの楽しみ方いろいろ
ポケットアンソロジーはコレクションとして自分で楽しむのも最高ですが、プレゼントにも良いと思いませんか?
ブックジャケットにおすすめの作品リフィルを一冊合わせて贈る、とかめちゃくちゃ素敵!!本好きは絶対にうれしいですよね。
またポケットアンソロジー仲間で、コレクションを見せ合うのも楽しそうじゃないですか?好みが丸裸になるので少し恥ずかしいですが、その分きっと盛り上がるはず!
これから新しい作品も増えるそうなので、まだまだ楽しみ方を見つけられそうです。