夏休み中盤、楽しみにしていたキャンプがコロナ騒動で中止になった。娘はぶうたれ、積み上げられたキャンプギアは、なんだか悲しそうに見える。
とりあえず片付けようかと荷物に手をかけたとき、私の中のマリーアントワネットがささやいた。
キャンプに行けないなら、部屋キャンすればいいじゃない
あぁ、それな!!
賃貸アパートで部屋キャンプをしてみる
我が家は2LDKで、リビングスペースは約6畳の賃貸アパートです。庭もなければバルコニーなんてシャレたものもないので、この6畳部分でキャンプをするしかありません。
さすがにテントは設営できないので、イスと小さなテーブルを設置してみます。
ほほぅ……なかなか良いじゃないか。
いつかの雨キャンプの泥が乾いて床に落ちていますが、気にならない程度には浮かれている親子です。
さぁ!!部屋キャン△を始めよう!!
キャンプ飯の雰囲気は欠かせない!
キャンプの雰囲気を出すために、食事はいかにもキャンプギアっぽいもので調理するのがおすすめ。
ホットサンドメーカーも、調理後このままドンと置けばそれらしく見えるので、ぜひ活用していただきたい!
\我が家のホットサンドメーカーはコレ/
キャンプにはワイルドさも必要だよね!ということで、「まるっとレンチンしただけのトウモロコシ」も、ワイルドなキャンプ飯と言い張れば、なんだかごちそう感が出ますよね。
ちょっとお高めのウィンナーも、ここぞとばかりにゴロゴロ焼いて、ワイルドさをアピールしてみます。
スキレットはキャンプ飯の必須アイテム。スキレットで調理するだけで、何倍も美味しく感じる上に、まぁビールが映えること!!
そしてシメにはもちろん、お楽しみの焼きマシュマロです。ワークマンの着火バーナーが良い仕事をしてくれました。
\使える着火バーナー!/
着火バーナーがない場合は、ガスコンロでマシュマロを炙りましょう。火力を弱くして焼くと上手に焼けます!
火が付くとすぐに燃え上がるので危険です。子どもの焼きマシュには、必ず大人が付き添ってください。
キャンプ飯で大満足の部屋キャンですが、さらにキャンプ感を盛り上げるために必要なアイテムがあります。
部屋キャンプを盛り上げるアイテム
キャンプといえば焚き火ですよね!さすがに部屋の中で火は起こせないので、YouTube動画を活用します。
音楽など、焚き火以外の音が入っていないものがおすすめ。
焚き火の音には、1/fゆらぎがあり、リラックス効果があるといわれています。動画でもかなり癒されるので、疲れているときは焚き火動画を試してみてください。
ランタンの光も暖色にすることで、グッとキャンプの雰囲気が出ますよ!
\我が家のランタンはコレ/
コットでキャンプ気分のまま眠る
絶対にコットで寝る!
どうせなら最後までキャンプ気分で、ということでコットで就寝。普段キャンプには持っていかない枕をコットに置けるのも、部屋キャンならではといったところです。
カーテンを少し開け、月を眺めながら、最後まで部屋キャンを満喫した親子なのでした。
部屋キャンプのメリット
部屋キャンの良いところは、なんといっても「思い立ったらスグできる」ことではないでしょうか。キャンプ場探しも、車での移動もない。
さらに天気を心配する必要もなければ、トイレやシャワーも快適に使えます。虫がいないのも大きなメリットですよね。
またキャンプ場では音楽禁止の場所が多いですが、家ならばお気に入りの音楽を聴きながらキャンプができますよ。
本物のキャンプに比べれば物足りないことも多いですが、すべて「メリット」と前向きにとらえれば、じゅうぶんに楽しむことができます!
部屋キャンの楽しみ方は自由だ!
部屋キャンにルールはありません!「テントを張らなきゃいけない」だとか「キャンプ道具を使わなきゃ」なんて気負う必要はありません。
キャンプは楽しくリラックスして過ごすのが目的ですよね?部屋キャンも気楽に楽しみましょう。
ピクニック用のレジャーシートを敷くだけでも雰囲気が出るし、食事をキャンプ用の器に盛りつけるだけでもキャンプ感を味わえます。なんなら紙皿だって良い!
火の取り扱いなど、安全にはじゅうぶん気を付けて、自由に部屋キャンプを楽しんでくださいね!